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急発進防止装置はアクセルとブレーキの踏み間違いの救世主か?

東京都は特に高齢者に多いアクセルとブレーキの踏み間違い対策として、急発進防止装置の購入に対し費用の9割を補助することを表明しました。

ペダル踏み間違いによる人身事故の発生は、それほどまでに深刻な社会問題となっています。

この話題の急発進防止装置とはどんな装置なのでしょうか?

もしこの装置により誰もが救われるのなら、まさに救世主です。

急発進を防止する仕組みと、どの車にも取り付け可能なのかの対象について調べてみました。

 

急発進防止装置とはこんな装置

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ペダルの踏み間違いによる急発進防止装置は車メーカー各社でも対策してきていますが、大半は新型車に限られます。


トヨタは販売店で取り付けられる純正品として踏み間違い加速制御システムを販売していますが、今のところプリウス、アクアに限定されていて、今後対象車を広げていくそうです。


数の割合から言えば、圧倒的に装置がついていない車が多いわけです。


そのような車に対して、後付け出来る装置を販売しているのがオートバックスの製品です。


しかも200車種以上に取り付け可能というのですから、東京都のように費用のかなりの割合を補助金でまかなえるのなら取り付けてみようという気になります。


この傾向は他の道府県にも広がってほしいところです。

 

急発進防止装置の仕組み

オートバックスの製品は前進・後進共に急発進防止に効果があります。


その仕組みはアクセル、ブレーキ、さらに車速の信号を監視して急発進にならないようアクセルの開閉度合いをコントロールします。


この製品のホームページに載っている説明図を見てみましょう。

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(引用:オートバックス社の製品紹介サイトの説明図)


図を簡単に説明すると、

1.アクセルの急激な踏み込みをすると防止装置のセンサーが検知。

2.アクセルの出力を電気的にカットすることで急発進を抑制。

という流れになります。

 

#どんな車に取り付けられるの?

200車種というからほとんどの車に取り付けられるのではと期待したいところです。


確かに車種的にはほとんどの車をカバーしていると言ってよさそうです。


ところが、この急発進防止装置の動作の仕組み上、アクセルの開度を電子的にコントロールする車のみが対象なのです。


古い車はワイヤーで機械的にアクセルスロットルを開閉する方式です。


アクセルの開度を電子的にコントロールする方式は12、3年前から採用されだしています。


実は私の車はそれよりも古く、対象外であることがわかりました。

急発進防止装置の恩恵にあずかるには12、3年経っていない中古車か新車を買うしかないのです。


なお、自分の車が対象かどうかは、オートバックスの製品ホームページで確認できます。


車種が対象になっていても、年式が古いと対象外になりますので、注意が必要です。


はっきりしない場合は、車検証を持ってお店に行って確認することをお勧めします。

 

 

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さいごに

ペダルの踏み間違いによる急発進で悲惨な事故を起こさないために、急発進防止装置は有効と言えます。


但し12、3年以上古い車の場合は取り付けられない可能性があります。


その場合は新車か、それほど古くない中古車への乗り換えを検討することがベターな選択になります。

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日頃から安全運転を心掛けることが最重要ですが、万一の場合に備えて急発進防止装置の装着を真剣に検討する時代になっています。