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「食べながら観光」賛成の街と反対の街!あなたの街はどっち?

2020を目指して全国各地で観光に拍車が掛かっています。
観光客が増えるにつれて困った問題も発生してきています。
その一つが「食べながら観光」の弊害です。

これは観光の呼び物の一つでもありるので、そのメリットとデメリットを比較してどう対処するか、各自治体にとっては悩ましいところです。

鎌倉市では条例により規制されましたが、私の街でも検討が始まりそうです。
あなたの街ではいかがですか?

 

「食べながら観光」の弊害とは?

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市の広報に市長のコラムがあり、昨年我が街に来てもらった観光客が730万人だったと書いてありました。

外国人観光客も年々増加してきています。


観光客が増えるということは、活気が溢れ、経済的にプラスの効果をもたらし、街が栄えるということにつながります。


このこと自体は良いことなのですが、それによる弊害も出てくるので、適切な規制が必要になってきます。

「食べながら観光」による弊害の種類

観光地で食べ歩きをするとどんな弊害が出てくるでしょう?


一つ目に頭に浮かぶのが、ゴミの問題です。

容器や串焼きの串などを道路に捨てる人もいます。

これはせっかく来てもらった観光客の目にも汚く映り、街を守っている地元の人たちの迷惑にもなります。

私の経験でも、食べ終わった容器などの処理に困った覚えがあります。


二つ目に、鎌倉市での規制の理由にもなった観光客同士がぶつかり合うことで食べ物が他の観光客の衣服を汚してしまうことです。

それにより、お互いにいやな気分になったり、時には喧嘩になりかねません。

楽しいはずの観光が台無しになってしまいます。


三つ目は、食べ物が道路に落ちてきれいに清掃されている道路を汚してしまうことです。

私の街でもそうですが、各地には石畳で舗装された美しい通りが見られます。

その上に食べ物を落とすと、石畳が黒ずんで汚れが残ったりします。

 

 

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「食べながら観光」は推進と規制の二つに分かれる

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「食べながら観光」を推進したい地方とは

全国的には「食べながら観光」が売りの観光地が多いのが現状です。
多くの観光地では和食をはじめ食べ物の魅力をアピールしています。


美味しいものを食べながら商店街や名所を巡れるのは、観光客にとって魅力です。

観光客が喜んでくれると、ますますその数も増えるので、「食べながら観光」は経済効果を押し上げる強力な手立てを担っています。


まだこれから観光を伸ばしていきたい成長途中の地方では、抑制策は取りたくありません。

その面では「食べながら観光」を肯定し推進する地方が大半です。

 

「食べながら観光」を抑制したい地方とは

一方、上にあげた主に三つの弊害を無視できない状況になってきている地方もあります。


そこでは観光地として一定以上の成熟した状態になっており、これ以上進むと却って弊害が無視できなくなると自治体が判断しているのです。


鎌倉市の条例では、上記二つ目に挙げた商店街などの公共の場所で食べ歩きをすると、他の観光客とぶつかったりしてお互いの衣服を汚してしまうことになるので、歩きながら食べることを迷惑行為として、これを行わない義務を課しています。


昔から伝統ある観光地の同市は、近年の観光客の増加によってもたらされる弊害を深刻にとらえているのではと思います。


我が街は、上記一つ目のゴミ問題と三つ目の石畳などの道路の汚れを「食べながら観光」の弊害ととらえています。

市長の話では、どう対処するかはこれから検討に入るようです。


まだまだ「食べながら観光」推進を望む地方が多い状態ですが、今後徐々に抑制の方向で規制が入ってくることが予想されます。