日々のシンプルで小さなトレーニングの継続が大きな変化へ
「継続は力なり」とはよく聞く言葉です。しかしその力を体験する人はそう多くはいません。
実際に実行して大きく自分を変えた人の話を聞いたら、自分もやってみたいと思うことでしょう。
これは何ごとにも通じることです。
小さなトレーニングの積み重ねで健康になった話
慢性アレルギー性鼻炎が大きく改善した話
今日、ある本を読んでいたら、その著者の話として、子供のころからの慢性アレルギー性鼻炎が簡単なトレーニングの繰り返しで大きく改善したことが載っていました。
その人はその鼻炎のせいで、ひどい時には鼻での呼吸がほとんどできなかったそうです。
そこで、市販の鼻うがい製品を半年から1年間使い続けたところ、鼻詰まりがすっかり解消されたそうです。
顔面マヒが解消した話
中国の太極拳の大家の話です。
その人は子供のころの悲惨な生活体験が原因で顔の左半分が麻痺していました。
成長するにしたがって視力も衰え、朝起きた時に目やにがひどくなっていました。
成長して仕事についてからもこの症状は続き、医者からも見放されてしまいます。
縁あって太極拳に出会い、師匠からしばらく站椿(たんとう)を続けるよう指導されました。
因みに站椿とは、立った姿勢で少し腰を落とし、体の前で大きな柱を抱きかかえるように両手を丸く構えて、その姿勢をじっと続ける訓練方法です。
気功の訓練でもよく使われます。
站椿を続けること1ヶ月半経った頃、顔に感覚が戻ってきて、手で顔をかくと感じるようになっていました。
その後も毎日のように站椿で立ち続けたところ、半年を過ぎたころに顔の麻痺は全快したそうです。
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継続してこそ効果がわかる
これらの例に留まらず、小さなトレーニングを継続していると大きな変化となって実を結ぶのは、何事にも通じることです。
趣味のお稽古事、スポーツや武術の鍛錬、外国語の習得、などなど多方面で効果を上げるために必須のことです。
小さなシンプルなことでいいので、他で実績が出ていること、師匠や経験者が言っていることは、まずしばらく続けて効果を確認すると、気がついたらこんな変化が起きていたと驚くことでしょう。
小さなトレーニングは、すぐには効果が表れません。
しかし、ちょっとやって効果がないからやめたの繰り返しでは、時間のムダになるだけです。
テレビを見る時間があったら、その時間を少し削って自分の人生を向上させる小さな繰り返しを始めて見ませんか。