女子サッカーWC杯なでしこに学ぶピンチをチャンスに変える方法とは
女子サッカーWC杯1次リーグ第2戦でなでしこジャパンはスコットランドに2-1で快勝しました。
第1戦は格下のアルゼンチンと0-0の引き分けだっただけに、もう望みはないかもと思ってしまったのがウソだったみたいです。
これで次の試合で引き分け以上なら1次リーグを突破し決勝トーナメントに進むことができます。
では、なぜ第2戦で勝つことが出来たのでしょうか?
崖っぷちに立って初めて本当の力が発揮される
第2戦で勝利に大きく貢献したのが、前半23分にFW岩淵が右足で放った先制ゴールでした。
このゴールが全員に元気を与え、その後1点追加して2-1でスコットランドに勝利できました。
第1戦を戦う前は、ほとんどの人がFIFAランキング7位の日本が37位のアルゼンチンと0-0で引き分けるとは思っていなかったと思います。
私はなでしこジャパンはきっと相手を格下だからと侮ることなくしっかりやってくれて楽勝だろうと思っていました。
ところが試合が終わってしまえばこの結果です。
これでランキングは宛てにしてはいけない、なでしこは調子が悪いのではと思ってしまいました。
そして、今回のWC杯は期待できないかもとがっかりしたものです。
第2戦が終わって岩淵選手は不本意な初戦の結果が自分たちに新たな力をくれたと話しています。
アルゼンチンと0対0の引き分けに終わったことがメンバー全員の気持を引き締めなおして一丸となって第2戦に結果を出すことが出来たのです。
崖っぷちに立ったときにはじめて本当の力が発揮されることを示した良い例です。
この結果を受けて、第3戦のイングランド戦に期待したいと思います。
イングランドはFIFAランキング3位の強豪ですが、37位のアルゼンチンが7位の日本と得点では互角に戦ったのです。
日本が格上のイングランドに勝利するという逆だってあり得ます。
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起きることすべてはチャンス
同じサッカーの本田圭佑選手が次のような名言を語っています。
悩み・問題をどこの角度から見るか。
みなさんはだいたい辛いほうから見ているんでしょう。
でも僕は反対から見ているからチャンスになるんです。
本田 圭佑
悩み・問題をどこの角度から見るかでその後の気持も行動も大きく違ってきます。
今もし悩みや問題を抱えているとしたら、それはどの方向から見ているのでしょうか?
本田選手の指摘のように辛いほうから見ているのかもしれません。
反対のほうから見ることにチャレンジしてみましょう。
あるいは第三者の目になって眺めると違って見えてきたりします。
なでしこジャパンのように不満足をバネにして頑張って解決に導くことが出来るかもしれません。
短所と思っていたことも別の視点で見ると長所だったり思わぬチャンスだったりすることがあります。
崖っぷちで切羽詰まったと思ったら、その思い込みからなかなか抜け出られないものです。
そんな時は思い切ってこれはチャンスかもしれないと無理やりでも思い、あらゆる角度から良い方向に向かって進むよう考えを巡らせてみましょう。
きっと新たな気づきが得られ、解決に向かって進むことが出来るでしょう。
今回のなでしこジャパンの戦いぶりを見て、ピンチと思われることも含めてすべてはチャンスなのだなあと思います。