蚊の季節、刺されない・発生を抑える対策で感染症を防ごう!
夏の時期、蚊の媒介で様々な感染症にかかるのを防ぎましょう!
数年前、デング熱が国内でも話題になり、都会の公園などで蚊の駆除や発生を抑える消毒が大掛かりに実施されました。
デング熱などの感染症は国内だけではなく、海外で蚊に刺され、帰国してから発症する事例が近年増えています。
蚊の本番の季節、どうしたら蚊に刺されないか、蚊の発生を防ぐか、対策を考えます。
蚊に刺されないために
感染症による発症を防ぐには、まずは蚊に刺されないようにすることが大切です。
蚊がいる場所
蚊は木陰などに潜んで人が来るのを待っています。
産卵のために吸血するので、メスの蚊が人や動物を刺します。
オスは刺しません。
散歩や運動、農作業などでこのような場所に行く場合は長袖の衣服を着て肌を出さない、虫よけスプレーなどを使うなどで予防します。
犬の散歩などで、むやみにやぶの中や草むらの蚊のいそうなところに連れて行かないようにしましょう。
家の中では
外から蚊が侵入しないよう、窓や戸、扉の開閉を極力少なくします。
網戸に隙間がないか確認しましょう。
蚊が家の中に入ってきたり、どうしても窓や戸を開いたりする必要がある時は、蚊取り線香を積極的に利用しましょう。
縁側や庭で涼む場合
蚊取り線香や防虫剤で予防しましょう。
海外渡航の場合
現地の蚊に関する情報を集めましょう。
流行地域への渡航は、対策が取れないなどの場合によっては控えることが必要です。
特に妊娠中の人は控えましょう。
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蚊の発生を防ぐには
蚊は水たまりで発生します。
家の周りなど屋外に水たまりを作らないようにすることが蚊の発生を防ぐ最も大切なポイントです。
水の貯まる容器や道具類
バケツ、たらい、空き缶、空き瓶、古タイヤなどは雨の当たらない場所に置かないようにします。
もし水が溜まっていたら、すぐに捨てるようにします。
バケツを使ったら残った水は完全に捨てましょう。
植木鉢の受け皿
どうしても水が溜まるのが受け皿です。
数日ごとに貯まった水を捨てて新しい水に取り換えましょう。
雨どい
雨の多い時期です。
落ち葉や泥がたまらないように確認しておきましょう。
U字溝や水路
落ち葉やヘドロが溜まらないよう定期的に掃除しましょう。
地域で協力して清掃することが必要です。
その他、水が溜まりそうな場所や物を見つけたら、その都度取り除いたり捨てたりしましょう。
蚊は10月いっぱいまでは活動します。
それまでの間、周囲に目を配って蚊の発生を防止しましょう。