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スマホの普及でじり貧の電子辞書が売れ出した!なぜ?

NHKニュースによると、電子辞書の出荷台数が11年ぶりに前年を上回ったそうです。
今やスマートフォンの普及で分からないことは何でも調べられる環境が整ってきました。
それと共に電子辞書の売れ行きは年々下がってきていたのです。
それがどうして11年ぶりに上昇に転じたのでしょう?
そこには我が国の英語教育事情の変化が影響を与えているようです。

 

電子辞書の出荷台数の傾向

業界のまとめによると平成30年の電子辞書の国内出荷台数は110万台余で前年比プラス8.5%だったそうです。


平成19年の280万台近くをピークに年々下がり続けてきたのが、11年ぶりにプラスに転じたのです。

しかも、その原因を探っていくと、今後も楽観はできないものの伸びる見込みがありそうです。

 

紙の辞書では達成できない電子辞書の魅力

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私はこれまでに電子辞書を3,4台買ったことがあります。


電子辞書には紙の辞書では実現できない便利な機能がついています。
軽量でコンパクトな架台に驚くほどの知識が詰め込まれていて、検索も簡単という優れものです。


言語の意味を調べるだけでも日本語と共に各種外国語の辞書が収納されています。
外国語では発音も音声で確認できます。

それ以外に外国語会話、医学用語、図鑑、俳句辞書、文学作品や名曲のさわり、その他何十種類もの辞書類が収納されていてとても便利です。


それが、スマホの普及とともに駆逐されて来続けました。
ところが昨年は11年ぶりに前年比8.5%の増加とは、いったいどんな変化があったのでしょう?

 

 

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電子辞書が復活した理由は小学校教育の変化だ

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家電量販店などの電子辞書売り場に行くと、結構目立つ位置に小学生高学年から中学生向けの機種が展示してあります。


どうして?


よく見ると、英語機能の充実と使いやすさが強調されています。

 

実は、小学校の英語教育が変わりつつあるのです。


現在は小学校での英語教育は5,6年生が「外国語活動」の時間を使って英語に慣れるようにしています。

それが、来年度からは英語が5,6年生の正式科目になるのです。

さらにこれまでの「外国語活動」は3,4年生に繰り上げられます。


そうなると、当の小学生だけでなく教育に熱心な親御さんたちが指をくわえて見ているわけがありません。

わが子の英語上達のために、電子辞書を買い与えて英語学習の環境を整えようとします。


この新しいニーズに各電子辞書メーカーは狙いを定めて、千載一遇の機会とばかりに新機種を投入し起死回生に掛けてきます。

 

電子辞書の市場が下げ止まった後、どこまで回復するかは楽観できませんが、今後への期待を込めて今一番注力しているのが小学生の英語教育向けであることに変わりはないようです。