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新卒一括採用の終焉とジョブ型採用への移行!学生はどう対応する?

いよいよ6月1日から大学生の採用面接が始まりましたが、経団連は来年からこの方式を廃止します。

企業の採用がこれまでの新卒一括採用も並行して行うものの、技能やスキルに優れた経験者を通年採用するジョブ型主体へと移行していくことになります。

経団連が就活ルールの廃止ジョブ型採用の方針を打ち出したからです。

この傾向が進むと職務経験がなく専門スキルに乏しい大学生は就職に不利になってきます。

来年からの大学生の就活はどうすればいいのかを米国の大学生の就活事情と比較しつつ解決策を考えてみます。

 

今なぜジョブ型採用なのか?

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経団連は6月1日面接解禁、10月内定式のルールを来年度から廃止します。

実際は現在の新卒一括採用と併用してジョブ型の通年採用を実施すると言っています。


ジョブ型とは企業活動に必要なスキルや専門知識・技術を重視するスタイルです。
つまり、企業にとってみれば即戦力の人材の方がありがたいのです。


ほぼ新卒一括採用が主体だったのをジョブ型主体に切り替えるのは、実態に合わなくなって来たというのが理由です。


実態って何?と聞きたくなりますね。

企業側の実態、経済状況の実態...。


実態の一つは、経済のグローバル化が一段と進んでいる現在では、新卒を一から教育して育てるだけでは、他の先進国や中国をはじめとする新興国の企業に立ち打ち出来ない状況にあります。


日本だけでなく海外を含めて先端技術の開発にしのぎを削る状況では、即戦力の優秀な人材の奪い合いになっているのです。
採用はグローバルに展開される人材確保競争の状況です。


もう一つは、企業側に新卒を一から育てる余裕がなくなってきているということです。


これらからわかることは、まさに終身雇用の終焉を意味します。

あのトヨタでさえ最近終身雇用の維持は困難と発表しています。

護送船団方式からの脱却と言ってもいいでしょう。

 

 

 

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日本の大学生はどうすればいい?

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このようだと大学で学んで、アルバイトに励んでいる学生はどうすれば就職競争を制することができるのか不安になってきます。

 

まして勉強もせずに遊んでいる学生はお先真っ暗な感じです。


ともに企業活動に必要なスキルや専門知識・技術がないのですから。


アメリカの大学生の就活の実態

この点、アメリカでは最初からジョブ型なので、アメリカの大学生の就活状況を見てみると参考になりそうです。


アメリカでは新卒一括採用の制度がありません。


新卒だろうが既卒だろうが、企業にとっては関係ないのです。

その人が企業にとってどれだけメリットをもたらすか、役に立ってくれるかの一点で採用不採用が決まります。


日本の場合は、もし留年したらなぜかその訳を聞かれます。

アメリカは卒業年度を記載するだけなので、何年かかって卒業しても企業にとっては関係ないのです。


早々に3年で卒業したり、5年6年かけて卒業したり、学生本人の考え方次第です。


とにかく自分を売り込むために日ごろからビジネス経験を積んでスキルアップを心掛けています。


その方法としてボランティアやインターンシップを積極的に活用します。


日本でインターンシップというと企業説明会に1日参したりなどが多いのですが、アメリカは長期のインターンシップで実務経験を積みます。

 

日本の大学生が今後取るべき方向

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これからジョブ型の採用が優位になるのですから、アメリカの大学生の就活はとても参考になります。


日本でも中長期のインターンシップがあります。

ボランティアと合わせて中長期のインターンシップを活用して実務経験を積みスキルアップすることが、これからの就活を勝ち抜く上での大きな助けになると思います。